現在、工事監理を並行して何件か行っていますが、施工会社によって工事の進め方に大きな差が出ています。

中には昨年末に終わるはずの物件が寒波の到来によって越年してしまい、春先から再開したのですが、工事の進捗が思わしくなく、また、検査の指摘事項が修正できないまま、竣工できずに現在に至っている物件もあります。

札幌市内のマンション大規模修繕の実績がないため、管理組合に対して発注はお勧めしなかったのですが、見積参加会社の中で最大手であり、管理組合からの強い要望もあり、選定したという経緯があります。

ご存じのように、建築工事は地場産業であり、札幌市内の工事実績がないということは、寒冷地の技術的なノウハウが無いということが問題なのでは無く、工事への協力してくれる会社や職人さんと付き合いが無いということが一番の問題です。

平たく言えば、実際に工事を実施する職人さんに実績とあてが無いということです。下手をすると、仕事を上手く進めることができない可能性が高いと言うことなのですが・・・残念ながら、この心配は杞憂で済まず、現実のものとなっています。

皆様もお耳にされています様に、ここ数年、建設業界は職人さん不足にあえいでいます。協力会社や職人さんは今まで付き合いのあった元請け会社の仕事をこなすのに手いっぱいだと思います。受注できる業務量に限界があります。これまでの長年の取引を断ってまで、新たな会社と取引する余裕は無いようです。また、そうするメリットもあまり感じられないのだと思います。

こんな、建設業界の裏事情もお察しの上、後悔のない施工会社選定をしてください。