何度かお話ししていますが、手持ちの修繕積立金だけで大規模修繕工事が実施できず、借入を行わざるを得ない管理組合が増えています。

借入を決める臨時総会では、組合員から理事会に対して「借入をしないで手元の修繕積立金の範囲内でできる工事とすべきだ」といった厳しい意見が出ることもあります。

又、借入を行うという事は返済を行わねばなりませんので、次回の大規模修繕の資金を積み立てるのと同時に借入金の返済を行う事になり、修繕積立金の大幅な値上げが避けられないといったケースも出てきます。

そもそも、なぜ修繕積立金が不足するのか?その原因を分析してみます。