2月末から3月上旬に掛けて、春着工の大規模修繕工事が着工されます。

今の時期は、各現場の説明会資料の確認を管理組合と共に行っております。

どの施工会社も毎年何件も大規模修繕工事を行っているのですから、今更チェックや修正は無いかと思われます。

しかし、そのマンションごとの事情に合わせますので、どうしても説明会資料の手直しが発生します。

今年を例に取ると、各戸のバルコニーに鉄製のトランクルームが設置されており、塗装、床防水の工事範囲に含まれる。

駐車場の大規模な補修に合わせ、駐車区画を含めた大々的な見直しを行う。

建物に接して駐車場が多数あるにも関わらず、近隣に代替え駐車場がなかなか確保できない。

このような事情に合わせて、説明会資料、配布資料を見直ししていきます。

まず、施工会社が原案を作り、設計事務所が居住者の目線からチェックを行い、組合の皆様と再度居住者の目線でチェックを行います。

優秀な施工会社でもチェック、修正で説明会前に1回打合せが必要ですし、少々手が掛かると更に複数会打合せをお願いする事に成ります。

又、このうち合わせに合わせて、外壁タイルの試し焼きの確認を進めます。