答えは簡単です。

チェックテープを貼らないと直らない事があるからです。

口頭で現場監督に指示を出しても、直らないという可能性があります。

その原因は、現場監督が職人さんに適切に指示を出せない為です。

この現場も現場チェックを行うたびに、

「ウレタンの状況が良くない」と現場監督に何度か伝えていましたが

設計事務所検査までに指摘された問題点を修正した痕跡はありませんでした。

出来が悪い部分に仕上がりのトップコートを塗ってしまった部分もありました。

「悪い部分はいずれにしても検査で指摘を受け修正を掛けるのだからその時に一緒に直せば良い」

と考えているのかもしれません。

このようなことがあると、現場監督のことが心配になります。

そのため「どこの何が問題なのか?」が実際に手直しを行う職人さんまで伝わらない可能性があります。

生じている問題を正確に職人さんまで伝えるためにチェックテープを貼ります。

このチェックテープがあれば、誰の目にもその部分に問題があることは明白になります。

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