年末に向けて減少していた新型コロナの新規感染ですが、年明けから一気に拡大傾向となっております。

これまでと同じく、新規感染者数の減少後にやって来た長期休みの後の増加です。

昨年 ある現場で感染者が出ました。しかし感染はそこから広がることなく、終息しました。

「感染者が出た」という事で、感染拡大を防ぐために大騒ぎとなりましたが、感染者が保健所から言われた内容は意外なものでした。

まず、「濃厚接触者」は定義が決められていて非常に限定的であることで、それ以外はPCR検査の対象外ということです。

仕事などでお互いの距離を取り、マスクをして対応している限り、対象にはならないとのことです。

(参考)国立感染症研究所感染症疫学センター「新型コロナウイルス感染症患者に 対する積極的疫学調査実施要領」では

「手で触れることのできる距離(1 メートル)で、必要な感染予防策なしで患者と 15 分以上の接触のあった者」とのこと

そのため、対症者は感染者の同居家族が中心となります。

感染した理由を聞き取ったところ、ほかの感染者とマスク無で話したそうです。

この条件からすると

「同居家族以外と会話を伴う飲食を共にすること」が「非常に危険な行為」であることが改めて分かります。

又、喫煙所もマスクを外してタバコを吸い会話をするため、同様に危険です。

そう考えると、大規模修繕工事で感染リスクが高い場面は、それほど多くありません。

工事関係者との対応はマスクをしている限り少ないと思います。

又、工事説明会も最近はどの会社の工事説明会資料も充実しており、わかりやすく作られています。

もしも説明会に出席しなくとも「居住者の注意事項」が分かる様になっています。

説明会自体も工事説明会資料を説明すことが中心です。

質問は文章で

説明会で出た質問は、「工事説明会Q&A集」を作成し着工前に全居住者に配布します。

感染リスクが心配な方は、出席しなくても支障はないかと思います。