長期修繕計画書の見直しをしていますとなぜか積立金が大幅に不足してしまうマンションがあります。

そのようなマンションに共通してある設備は機械式駐車場です。

なぜか既存の長期修繕計画書に機械式駐車場に掛かる費用が計上されていない例が多く、管理組合を通して機械式駐車場をメンテナンスをしている会社に長期修繕計画を請求すると20台の駐車で15年間に3,000万円ほどの工事費が計上されています。

駐車パレットや昇降設備のメンテナンス費用に大きな金額が記載されています。

大規模修繕工事と変わらない費用が、今後15年間に必要であることが新たに判明します。

このメンテナンス費用の負担は、受益者負担の観点に立つと駐車場を利用していない組合員から不満が出る事例の多い設備です。