前回でもお話しました様に積立金が不足するのではなく、これまで、必要な積立金が積まれていなかっただけです。
昔から住宅は自家用車の10倍の価値と言われています。
価格も新築、中古とも多少の差はありますが、車の約10倍前後です。
面積も10倍ちょっと 耐用年数も10倍程度・・・
ところで、自家用車の維持費は月にどれくらいかかりますか?
車検代、保険代、修理代・・・多少の差はあっても均すと月に1万円以上は掛かっていませんか?
月1万円は掛かっていなくとも月5,000円以上はかかりますよね。
マンションではなく、一戸建てに住んだことがある人は、建物を維持するのにどれだけ大きなお金が掛かるか身に染みています。
ちょっと何かをいじれば、十万円単位のお金がアッという間に飛んでいき、何か工事をすれば百万円単位のお金がかかります。
そう考えると、よほどの理由がない限り、1万円前後の積立金で鉄筋コンクリート製の建物を長期間健全に維持できるとは考られないと思います。
木造戸建てに比べれば、むしろマンションは維持にお金が掛からない良い建物と言えます。
戸建てに住んだ経験のある、多くの組合員は修繕積立金が足りないのではないかとうすうす気が付いていると思います。
しかしながら、建物を健全に維持するために積立金を積極的に上げようとする人はごく少数です。
むしろ、出来れば上げたくない人が大多数です。
上げずに済むなら上げたくない金額です。
最近の物価高でお金を使いたいところは他にいくらでもあります。
かといって、建物の修繕資金を後回しにしても良いのでしょうか?
管理会社が修繕積立金ガイドラインの数字を修繕積立金不足の根拠として提示しても上げたくない人は根拠として認めないようですし
中には、ガイドラインの数字は、全国版であって、札幌の必要額はもっと低いはずだという謎の主張をする人もいます。
修繕積立金値上げの根拠として、設計事務所が作成した長期修繕計画を提示してもその中のわずかな「ミス」や「アラ」を探し出して、「計画書が信用できない」と主張したり、
「作成した設計事務所が信用できないので値上げは認めない」と主張する方もいます。
皆さん心のどこかで、修繕積立金は低ければ低い程良いと思われているようです。
ある組合の長期修繕計画説明会で、積立金の値上げに対して後ろ向きな発言や質問が相次ぎました。
そのマンションにお住まいのマンション管理士さんが「これだけ物価や工事費があがっているのに、管理費や修繕積立金が上がらないわけがない」
「管理費や修繕積立金を上げることに反対する人は、このマンションに住む資格がない」とあまりのド正論を語ったのには驚きました。
「その通り‼」と叫びそうになりましたが、説明会後に請求書を出さねばならないので、我慢しました。
昔から住宅は自家用車の10倍の価値と言われています。
価格も新築、中古とも多少の差はありますが、車の約10倍前後です。
面積も10倍ちょっと 耐用年数も10倍程度・・・
ところで、自家用車の維持費は月にどれくらいかかりますか?
車検代、保険代、修理代・・・多少の差はあっても均すと月に1万円以上は掛かっていませんか?
月1万円は掛かっていなくとも月5,000円以上はかかりますよね。
マンションではなく、一戸建てに住んだことがある人は、建物を維持するのにどれだけ大きなお金が掛かるか身に染みています。
ちょっと何かをいじれば、十万円単位のお金がアッという間に飛んでいき、何か工事をすれば百万円単位のお金がかかります。
そう考えると、よほどの理由がない限り、1万円前後の積立金で鉄筋コンクリート製の建物を長期間健全に維持できるとは考られないと思います。
木造戸建てに比べれば、むしろマンションは維持にお金が掛からない良い建物と言えます。
戸建てに住んだ経験のある、多くの組合員は修繕積立金が足りないのではないかとうすうす気が付いていると思います。
しかしながら、建物を健全に維持するために積立金を積極的に上げようとする人はごく少数です。
むしろ、出来れば上げたくない人が大多数です。
上げずに済むなら上げたくない金額です。
最近の物価高でお金を使いたいところは他にいくらでもあります。
かといって、建物の修繕資金を後回しにしても良いのでしょうか?
管理会社が修繕積立金ガイドラインの数字を修繕積立金不足の根拠として提示しても上げたくない人は根拠として認めないようですし
中には、ガイドラインの数字は、全国版であって、札幌の必要額はもっと低いはずだという謎の主張をする人もいます。
修繕積立金値上げの根拠として、設計事務所が作成した長期修繕計画を提示してもその中のわずかな「ミス」や「アラ」を探し出して、「計画書が信用できない」と主張したり、
「作成した設計事務所が信用できないので値上げは認めない」と主張する方もいます。
皆さん心のどこかで、修繕積立金は低ければ低い程良いと思われているようです。
ある組合の長期修繕計画説明会で、積立金の値上げに対して後ろ向きな発言や質問が相次ぎました。
そのマンションにお住まいのマンション管理士さんが「これだけ物価や工事費があがっているのに、管理費や修繕積立金が上がらないわけがない」
「管理費や修繕積立金を上げることに反対する人は、このマンションに住む資格がない」とあまりのド正論を語ったのには驚きました。
「その通り‼」と叫びそうになりましたが、説明会後に請求書を出さねばならないので、我慢しました。