只今16年前に大規模修繕工事を行った物件の調査をおこなっております。

意外なことに大きな劣化は見られません。

この物件は調査終了後設計に入りどんなに急いでも2026年工事となる予定ですが、その場合工事の工事周期は18年となります。

通常、大規模修繕工事から12年経つと劣化が目立ち始め、遅くとも15年目には誰の目にもすぐにでも大規模修繕工事の実施が必要なくらい劣化が目立ってきます。

実はこの物件、私が前職で営業、調査診断、設計監理を行った物件です。

今回設計事務所を決めるヒヤリングの時もその当時の修繕委員の方が何人かいらっしゃいました。

これだけ建物の劣化が少ない理由は、残念ながら設計事務所の力だけではないと思います。

正直に言えば、施工会社の力が大きいと思います。