働き方改革関連法を徹底させるために、業務に使っているパソコンに管理ソフトを入れて許可のない残業は一切させない様にパソコンにカギをかけてしまう会社もあるそうです。

現場の事情なんかはお構いなしにパソコンがシャットダウンしてしまうそうです。

ウワサでは、そんなときは現場監督は仕方なしに私物のパソコンを使って業務を行っているようです。

責任感のある現場監督は、会社にも知られることなく、残業手当も支払われずに会社から求められた責任を果たすにはそうせざるを得ないのが現状です。

そんな闇残業が常態化して、過労による体調不良が起きたらどうするのか?

「働ける時間を制限」して、「業務量が減らない」という矛盾した状態となるのであれば、そのしわ寄せは、当然、組織の弱い部分に来ます。

しわ寄せを経営幹部が負うはずもなく、現場を預かる現場監督に押し付けられます。

働き手を増やそうにも、今は空前の建築技術者不足でなかなか技術者を増やすことはできません。

多くの現場では、現場監督はたった一人で頑張っているのが現実です。

最悪の場合「現場監督は会社の管理外で勝手に働いたのだから、会社には一切責任はございません」となるのでしょうか?

そんな状態にするために働き方改革関連法が作られたのか?

本末転倒となりかねないのではないでしょうか?

また、世の中には、本業で頑張って頑張った分だけお金を稼ぎたいという人もいます。

働く時間が厳しく制限されるということは、その会社での収入が頭打ちになり稼げなくなります。

このような人は、働き方改革関連法の影響でどうなってしまうのか?